Person

Global Challenge
20代社員の世界中での活躍
Brisbane -オーストラリア/ブリスベン-

総合職
中内 隆
エネルギー・金属グループ企画部
グループ企画課
取材時:Marubeni Coal Pty. Ltd.

赴任先会社の事業概要


当社は豪州に位置する石炭炭鉱の投資事業管理会社。現在クイーンズランド州とニューサウスウェールズ州で複数の炭鉱をRio Tinto・Glencore・Anglo Americanといった資源メジャーをはじめとするオペレーターとともに操業し、生産した石炭を日本・中国等のアジア諸国やブラジル、ヨーロッパなど全世界に販売し、投資収益をあげています。当社の強みは生産コストの低い優良資産を保有していること。石炭事業の収益は(販売価格-生産コスト)×販売数量で決まります。販売価格はアジア諸国の需給関係に大きく影響を受け、自分たちでコントロールすることが難しいため、「生産コストが低い炭鉱をどれだけ多く保有しているか」が石炭事業の優劣を決めます。当社は石炭市況が芳しくない状況下でも着実に収益をあげることができる生産コストの低い優良資産を多く保有しています。
※2016年4月に帰任、現在はエネルギー・金属グループ企画部 グループ企画課に所属

現地での仕事内容


私が担当している仕事は大きく分けると3つあります。1つ目が損益計画の策定や見直し。そして、決算書作成に関する会計監査人との折衝などの経理業務。いわば会社運営の基礎となる部分を任せてもらっています。2つ目は為替リスク管理を含めた資金繰りの管理。石炭販売は原則、米ドル建てで行われるのですが、その一方で操業コストは豪ドルで支払われます。そのため、米ドルを豪ドルに転換する必要があり、その転換レートの見極めは年間数億円単位の影響を損益に与えることとなります。そして、3つ目がともに操業するオペレーターとの会議への出席や現地視察による炭鉱操業管理と親会社である丸紅本社との意見調整です。

赴任先でのエピソード

石炭をはじめとする地下資源は掘れば無くなるもの。そのため、新しい資産を獲得し続けない限り、当社保有資産はいずれ枯渇してしまいます。新規案件の獲得が私の今の目標です。新規案件検討は生産される石炭の品位や採炭するための地質条件に加え、投資スキームや資金調達方法、パートナーとの権利義務関係など検討すべき事項が多岐にわたるため、マイニングエンジニアや会計士、弁護士といったプロフェッショナル達の知恵を借ります。彼らから有益な知恵を引き出すには、買収交渉相手やパートナーが「どのような理由で、何を考えているのか」を的確に把握し、その課題をどのように解決すべきかの仮説を考えた上で、彼らに説明する必要があります。日本であれば阿吽の呼吸で済む場合もありますが、文化背景の違いの影響もあり、豪州人に対しては「なぜそのように考え、どのように解決したいのか」を論理的に説明する必要があります。

仕事後や休日の過ごし方


オーストラリアの東海岸には世界的なサーフスポットが数々存在します。青い空、綺麗な海、そして日本では滅多にお目にかかれない素晴らしい波。サーファーにとってオーストラリアは天国だと思います。私も休日は3時半に起床し、車で一時間ほどのゴールドコーストで日の出前からサーフィンを楽しんでいます。オーストラリアは多くの世界チャンピオンを輩出しているサーフィン大国。日本のサッカーや野球と同じような扱いでサーフィンの世界ツアーの結果が報道されるほどです。アウトドア好きなオーストラリア人と海で波待ちをしながら他愛もない会話をすることで豪州文化への理解を深めています。

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