Person

Global Challenge
20代社員の世界中での活躍
Sao Paulo -ブラジル/サンパウロ-

総合職
岩本 未来
育児休職者
取材時:Marubeni Brasil S.A.

赴任先会社の事業概要

ブラジルは2億人超の人口を抱え、領土面積は世界第5位を誇ります。6千万ヘクタール近い耕作地は未だ拡大の余地を残しており、農業関連セクターの占める割合はGDPの22%超。丸紅はブラジル産大豆の最大の買い手として存在感を発揮しています。丸紅ブラジル会社はその大豆を扱う食料部のほか、電力、機械、紙パルプ、化学品、金属、プラント等の営業部から構成され、私の所属する化学品部では、肥料など農業資材の販売、自動車用プラスチックの輸入販売、汎用樹脂や石油化学品の輸出入取引等を行っています。

現在の仕事内容


ブラジルに赴任して最初の1年は、地方都市でホームステイをしてポルトガル語習得に専念し、現在はサンパウロ市にある丸紅ブラジル会社の化学品部で業務を行っています。米国第二位の農業資材リテーラーであるHelena Chemical Company(丸紅100%子会社)のブラジル市場における業務拡大戦略を練ったり、そのための市場調査を行ったりしています。その一環として、ブラジル内陸部を訪れて綿花やトウモロコシの収穫を見学するなど、現地の様子を肌で感じる機会も多々あります。農業化学品に限らず他の化学品トレードにも関わっており、価格交渉や新規顧客開拓のため国内各地へ出張することもあります。

赴任先でのエピソード

さまざまな客先を訪問するなかで強く感じるのが、ブラジル人の大らかで温かい国民性です。例えば、新しい商材を紹介するために面談の時間をもらうとき、最初の段階で高い興味を示してもらえることはほとんどありません。そんなぞんざいな扱いを受けてしまいそうな場面でも、驚くほど温かく迎えてもらえることが多いです。損得勘定を超えて工場や畑を見せてくれて、その場に居合わせた人も時間を割いて質問に答えてくれる。商売に結び付くかどうかはまた別の話ですが、どこに行ってもとても柔軟に対応してもらえると感じます。柔軟すぎて時間や約束を守る意識が薄いのが、日本人にとっては悩みの種ですが、そこは「後半45分で」(ぎりぎりで、という意味の、サッカー王国らしいポルトガル語表現)解決するブラジル人。最後は持ち前の対応力でなんとかしてしまいます。

仕事後や休日の過ごし方


楽しみの一つはブラジル国内や南米諸国への旅行です。国内では、定番のイグアスの滝やアマゾン川はもちろん、パンタナールやボニートといった自然保護地域や、ヘシーフィ、オリンダ等の植民地時代の歴史を残す街など、各地に興味深い特徴がみられます。いろいろな旅先をめぐっていると、民族の多様性と相まって国土の広さや歴史をしみじみと感じます。予定のない休日は青空市場に行って食材を買い込み、料理をしながらゆっくり過ごすこともあります。物価の高いことで有名なサンパウロですが、多くの野菜や果物は新鮮で安く、かつ、世界最大の日系人社会があるため日本食材も豊富に手に入り、とても助かっています。

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