Person

どんな壁も乗り越えてみせる。
負けず嫌いがつくる
新たなビジネスのカタチ。

総合職
荒木 亮介
食品本部 飲料原料部 
飲料原料第一課
取材時:飲料原料第二課

仕事で肝心なのは、何をやるかより誰とやるのか。
一緒に仕事をしたい人を丸紅に見出した。

大学3年生。就職を考えた始めた時期、興味があったのが、自分が中心となれる「経営」。経営者は、周囲を巻き込み影響を与えるポジションであり、多くの人に必要とされる人です。総合商社を選んだのは自ら投資してビジネスを創り出すという「経営」的視点で仕事ができると感じたから。総合商社を見る上で判断基準としたのが、どんな仕事をするかより、誰と仕事をするか。丸紅の人たちに感じたのは人間味と夢を追う情熱や想いでした。この人たちと一緒に仕事をしたい。それが自分にとっての入社動機。

私が所属する飲料原料部は、コーヒー、ビール、ワイン、果汁など、様々な飲料の原料を取り扱っています。私の担当はワイン原料。フランスなどからの輸入ワインは、ボトル詰めされたものが一般的ですが、私が扱うのはバルクワインと呼ばれるものです。産地で生産されたワインをバルクワインとしてコンテナで輸入。国内のワイナリー(酒造メーカー)に供給します。ワイナリーはバルクワインを国内でブレンドしボトリングして販売。輸入バルクワインを使用しての製造はボトルワインを輸入するよりもコストが抑えられ、低価格での提供が可能です。昨今、手軽に楽しめるワインが多くなったのも、バルクワイン輸入の拡大が一因となっています。こうしたバルクワインのトレードに加え、新しいビジネスの仕組みを作ることが、私の最大のミッションになっています。
※取材時は飲料原料第二課でワインを担当。

新しいビジネススキーム構築への挑戦。
その実現のため、ワインのプロフェッショナルへ。


これまでバルクワインの供給先は、ワイナリーのみでした。現在、私たちが進めているのが、小売店や飲食店など、商流のより川下にバルクワインを供給するという新たな試み。それが実現すれば販売量、販売先ともに大きく拡大します。まず私たちが取り組んだのが、一定規模のバルクワイン生産供給能力を持つ産地の開拓でした。求められるのは生産能力と、日本の食品衛生法の基準に準拠した生産体制。輸送コストを考慮すれば、距離的に日本に近い産地が望ましいことは言うまでもありません。そうした検討を進める中で挙がってきた最適な原産地が豪州。私はすぐに豪州に飛び、現地のワイナリーを訪ね歩き、条件と合致する生産者を探し求めました。しかし、このルートを実現するには、もう一つハードルがありました。それが、ボトリング。従来は、国内ワイナリーが自らボトルに詰めていましたが、小売店にそのような機能はありません。短期的にはワイナリーへの委託を行うものの、今後の展開を考えれば、大量のボトリングが可能な委託先を見出さねばなりません。

このプロジェクトはまだまだ課題が多いです。目指しているのは、近い将来、現状の10倍規模のビジネスに成長させること。そのためには、まず、私自身がワインのプロとなることが必要。最近までビールを担当していたため、ワインに関してはまだまだ素人です。扱う商品を知らなければ、仕事は前進しません。一刻も早くワインを語れるよう、まずは「ワインアドバイザー」の資格を取得すべく主に休日を使ってスクールへ通い、何とか合格することが出来ました。

自分を変えることで
初めて知った、「ありがとう」の言葉の重み。

総合商社は華やかかつ豪快なイメージがあると思います。しかし、仕事の現場は地道なことの積み重ね。大切なのは細かいことへの配慮です。私は入社2年目に現在の営業部門に配属されましたが、配属当初はそうしたことがまったくできていませんでした。上司から厳しい指導があったのは言うまでもありません。問われ続けたのは「相手の気持ちをどれだけ考えられたのか?」ということ。自分でも気づいていなかった、私の自己中心的な部分を、上司には見抜かれていました。どうすれば自分を変えられるのだろう。必死でした。業務を覚え、知識を吸収し、自分に何ができるのか、ひたすら考え続ける。その繰り返しの中で、上司や先輩、そしてお客さまから「ありがとう」という言葉をいただけたとき、私は初めて、その言葉の重みを知ることができたのです。

私の所属する部は、飲料であれば何でもやっていいと言われています。私たちが考えねばならないのはイノベーション。留まることは許されません。常に新しい風を起こしていくことが求められる。そのスタンスを堅持して、将来は、社会を豊かにし、社会のためになる新しい「仕組み」を作る仕事を手がけたいと考えています。

My Roots

負けて終わりたくない。それが最後のモチベーション。

小さい頃から、ずっと負けず嫌いでした。小中高と、野球を続けてきた経験からきているのかもしれません。怪我もあり、レギュラーを外されて悔しい想いをしたときも、負けずに復活しました。ただその時、チームの裏方に回ったことで、多くの人に支えられていることを実感し、感謝する気持ちの大切さを学んだと思います。今でも、負けず嫌いという気持ちが自分を支えています。仕事で辛いとき、投げ出したくなったとき、「このまま負けて終わりたくない」というのが最後のモチベーションになっています。

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