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Marubeni Women’s Day for Students

可能性を信じてチャレンジを

国際女性デーにちなんで行われた、今回の説明会。参加者1人ひとりにミモザが配られました。第一部では、人事部採用・人材開発課の吉田詩織さんが、丸紅における女性社員の活躍を紹介。丸紅では、2020年までに総合職における女性比率を10%にする目標を掲げています。


ミモザの花をプレゼント

現在は約3600名のうち女性総合職が9.6%を占め、目標達成の目前です。海外駐在は900人中4.4%で、パートナーの男性は日本で働きながら、お子さん2人とご自身の母親を日本から呼び寄せ、ベビーシッターも同居し、シンガポールに駐在している社員の例が紹介されました。

女性総合職の育成を目的に、2014年度にスタートしたベニノベーションプログラムでは、キャリアについて考えるグループワークなどを行い、女性総合職を部下に持つ上司の支援を促す「オズセッション?」も用意しています。


人事部の吉田詩織さん

プライベートと仕事を対比させ、どちらかの時間を削るワークライフバランスよりも、丸紅では、どちらも充実させようとするワークライフマネジメントの考え方が根付いています。一般職は、転勤がないことが総合職との大きな違いですが、全世界へ出張する可能性はあります。仕事の種を持ってくるのが総合職なら、仕事を形にしていくのが一般職で、共に仕事をするパートナーです。


仕事と家庭のマネジメントが大切

第二部のパネル討論では、人事部ダイバーシティ・マネジメント課の内藤綾衣子さん、アグリインプット事業本部アグリインプット事業部事業管理課の岩本未来さん、電力・プラントグループ電力・プラント企画部グループコンプライアンスチーム長の山本和香さんが登壇。3人ともお子さんがいながら、仕事もバリバリとこなし、充実させています。

「入社してから最も褒めたい、あの時の自分は?」との質問に、岩本さんは入社4年目からの2年間のブラジル赴任を挙げました。最初の1年は語学研修で、朝から晩まで勉強漬けの日々を過ごし、2年目は業務研修生として、丸紅のブラジル支社で農薬化学品の仕事をしました。上司から駐在を示唆されたときにはすごく迷ったそうですが、懇意にしていた先輩の「来た波には乗ってみれば?」という言葉が後押しになり、夫にも相談しながら、最後は自分で決断しました。


左から人事部の内藤綾衣子さん、電力・プラント企画部の山本和香さん、アグリインプット事業部の岩本未来さん

山本さんは、入社直後、機械経理部に配属された当時を「経理の知識もなく、プロジェクトをたくさん抱え、残業もあって、つらかった」と振り返りました。でも、周りの人たちと一緒に仕事をできたことが乗り越えるきっかけとなり、海外で仕事をしたいから、と会社を辞める相談を上司にしたところ、海外現地の税務申告など行う部署への異動を提示され、海外出張の夢が叶ったそうです。

続いて、「育児と仕事の両立で大変なことは?」と、学生からもよく聞かれる質問に、山本さんは「一緒にいてあげたいと思う気持ちとの葛藤です」と話します。最初の出産では、産休・育休中に経験した育児の大変さに「すごくさみしくてつらかった」と本音を明かし、「会社に復帰して飲んだ1杯目のコーヒーが美味しくて。子どもと離れて出勤するのはさみしかったけど、会社から帰宅して子どもに会うと本当にかわいいと思えました」と、育休中には味わえなかった喜びを語りました。今は3人のお子さんがいて、「一緒にいる時間が短くても充実できれば」と考えていた1人目のときとは働き方もだいぶ変化し、子どもとの時間を大切にされているそうです。


1歳4カ月の子がいる岩本さんは、母親業ベテランの山本さんとは状況が異なるものの、共通項は「時間に対する主導権を自分が持てないということ」と説明しました。独身の時には「明日やろう」「休日出勤をすれば」と先延ばしにしていた仕事も、今は子どもが突然、発熱するリスクを考え、「明日、出社できなくても大丈夫なようにここまで終わらせよう」と意識しているそうです。自分の業務を他のメンバーへいかにシェアできる形にするか、それが仕事のマネジメントのコツだと言います。

他にも、一般職から総合職へ転換した山本さんが、総合職と一般職の役割や意識の違いなどについて、具体的な所感を述べました。体力的にきつかった時期を「入社直後」と答えた内藤さんと山本さんに対し、岩本さんは「子どもが夜、寝てくれないまま出社するので今です」ときっぱり。それでも、子どもの癒しに助けられながら、仕事に集中していると、隙間時間に段取りを考えるなど、仕事のスイッチが入るそうです。

それぞれが1日のタイムスケジュールを披露するなど、女性が働くうえで具体的なヒントに溢れた説明会となりました。就職活動をする皆さんには、さまざまな情報を集め、吉田さんが最後の挨拶で言及した「やりたいことを実現するための可能性の拡大」に、ぜひチャレンジしてもらえたらと思います。



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