SEMINARS セミナー情報

働くパパママ奮闘記

人生をより豊かに ワークライフマネジメントを担う


丸紅では、ワーク・ライフバランスではなく、「ワークライフマネジメント」の考え方に基づき、社員がどのライフステージでも持続的なキャリア形成とパフォーマンス発揮ができるよう、支える制度があります。ここに社員一人ひとりが自律的にマネジメントする意識と、社員のパフォーマンスを最大限に引き出す上長のマネジメントが加わって、ワークライフマネジメントは成り立っています。

セミナー冒頭で仕事と育児を両立する主な支援策が紹介された後、3名のパパママによるパネル討論が行われました。

総合商社ならではの様々なライフスタイル


ブランドマーケティング部の許斐さん(右)

入社22年目の許斐理恵さんは、現在はライフスタイル本部ブランドマーケティング部で子供靴の拡販・マーケティングを担当しており、小学6年生の娘さんがいます。
不動産投資事業部から丸紅アセットマネジメントへ出向中の西川梓さんは、入社13年目です。小学1年生の息子さんと3歳の娘さんがいます。佐藤喬さんは3歳の娘さんと1歳の息子さんのパパです。
入社7年目の現在は、建機・自動車・産機本部産業システム事業部産業システム事業課で太陽光発電関連の起業や新規事業への出資を担当しています。


丸紅アセットマネジメント出向中の西川さん

許斐さんは通勤時間30分、西川さんは15分と、会社と自宅をかなり短時間で行き来できる場所に住んでいます。許斐さんが短時間勤務を利用したのは復職して3カ月間のみで、あとはずっとフルタイム勤務を続けています。ただ「どこでもオフィス」の制度を利用して、出先から帰社せずに仕事をすることもあるそうです。

西川さんも佐藤さんもフレックス制度を利用しています。部署単位でのフレックス制度の導入もありますが、定時出勤の部署でも、子どもの小学校1年生6月末まで、個人単位で申請できます。佐藤さんはさらに2人目の誕生で、生後8週間以内に取得可能な「育MEN休暇」を1週間取得しました。

それぞれの奮闘、それぞれの喜び


建機・自動車・産機本部産業システム事業部の佐藤さん

子育てと仕事の両立は、それぞれに合った生活スタイルに落ち着くまでの試行錯誤が悩みどころです。佐藤さんが意識しているのは「仕事一辺倒の人もいる中で、プライベートを大事にしたい自分の価値観を伝え、ポジションを確保すること」だそうです。多様性理解が主流の現在、価値観を評価されることはありませんが、主張するからには、仕事の手を抜かず、効率的にパフォーマンスを発揮するよう努めています。その仕事は及第点でいいのか、満点を狙うのか、種類や時期によって、求められる仕事の内容は変わります。「いつまでにどれほどの質で仕上げるのかを考えながら取り組むのがポイントです」と佐藤さんは説明します。


西川さんは子供がいることに甘えすぎずに在籍時間にパフォーマンスを発揮すること、許斐さんも両立の大変さをアピールすると周囲に気を遣わせてしまうので、できる限り飄々と振る舞うことを意識していました。とはいえ、子供が小さいうちは急な休みもつきもの。「体調の波が下降気味な時は、周囲にさりげなく伝え、自分が抱える状況の理解浸透を図ると同時に、週1で残業できる曜日を作っていました」と許斐さん。突然の事態に備え、休みやすさを確保しつつ、思いっきり仕事ができる日を作ることが両立への近道のようです。

とはいえ、「職場環境より、制度より大事なのは、価値観の合うパートナーを選ぶか」(許斐さん)との本音も。各家庭のコミュニケーションをはぐくむコツや、互いに気持ちよく共働きする秘訣が明かされ、ざっくばらんな話題に、時に笑いを交えながら、学生も真剣に聞き入っていました。

以前は女性が出産すれば、仕事を辞めるのが当然だという価値観の人も多くいました。「出産前に頭一つ抜ける存在になって、戻ってきてほしいと言われる人材になりたかった」と許斐さんが奮闘した12年前から、女性の社会進出が進む現在は、出産後もだいぶ働きやすくなっています。「特別扱いも甘やかされもせず、(子供がいながら働く女性は)ユニークな個性ではならなくなっている」との西川さんの言葉はまさに時代の変化を象徴しています。


許斐さんは、子供があまりにかわいくて、職場復帰の時期を迷ったことも。
でも「子供の人生は子供のもの。十何年を子供だけに尽くすより、自分の人生を考えよう」(西川さん)、「保育園に入れば、家庭にはない子供の世界、人間関係がある」(佐藤さん)と、自分の仕事と子供との生活を一緒くたにしない考え方が職場復帰や両立の促進につながったことがうかがわれます。
最後は、許斐さんが「最初に会社・仕事を選ぶなら、会社の制度ではなく、自分が力を発揮したい場所をまず選んで。制度や環境は、時代の変化で後からついてくるし、自分で変えることもできる。自分がやりたいことへ正直に向かっていくことが、仕事で壁にぶち当たっても糧になるから」と話し、誰もが頷かずにはいられない、説得力のある強力なメッセージでセミナーは締めくくられました。


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