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芦田 早紀

SAKI ASHIDA

航空・船舶本部
船舶部
法学部 | 2017年卒

20代
女性
社会産業・金融グループ
総合職

24時間航行するLNG船の
安心安全をサポート。

ご自身の担当業務について

丸紅は子会社を通じて、カナダ海運大手Teekay LNG Partners社(以下Teekay社)と6隻のLNG運搬船を共同保有・運航しています。近年、クリーンエネルギーとして注目されているLNGは、マイナス162度に冷却・液化された天然ガスです。私は、2019年度よりTeekay社との合弁会社であるMALT Holding APS社に出向、英国グラスゴーにてTeekay社の船舶管理会社であるTeekay Shipping (Glasgow) Limitedに在籍し、LNG運搬船のオペレーション業務に携わっています。陸から本船をサポートするオペレーターとして日々業務を遂行し、担当船の動静やスケジュール確認だけでなく、船長やお客さまと日々コミュニケーションをとり、本船の安全運航維持に努めています。無論、船は24時間止まることなく航行しているため、ときには予期せぬ事態に直面することもありますが、そういった環境の中で責任をもって業務できることこそが現在の仕事の醍醐味だと感じています。

これまでのキャリアにおける
ターニングポイントは?

入社3年目という早い段階で海外出向を経験できたことです。入社後、船舶部配属と同時にばら積み貨物船のトレード事業に従事。1、2年目は、先輩社員の力も借りながらさまざまな業務やプロジェクトに携わることで、船舶業界の専門知識習得など、仕事を進める上での基盤を強化することができました。3年目から、グラスゴーへ赴任。丸紅社員は一人、かつ慣れない仕事の連続だったため、着任当時は出向者としてのプレッシャーを感じる日々でした。とはいえ、今まで培ったスキルをアウトプットに繋げることができる環境であったため、多角的な視点で業務と向き合うことができるようになり、丸紅代表者としての責任感も増しました。ビジネスパーソンとして、キャリアアップにつながる貴重な経験となっています。

仕事におけるポリシーや
大事にしていることは?

常に業務の効率化を意識しています。丸紅では、若手のうちにあらゆる業務を任せてもらうことができますが、だからこそ、複数の案件を同時進行でこなすことも必要となる為、スピード感を大事にしてきました。例えば、出社後にTO DO LISTを作成し、仕事に優先順位をつける。また、単純作業はなるべく自動化する等、時間の削減を図り処理能力を高めることで業務の効率化を図っています。あとは、十分な睡眠時間の確保(笑)。翌日も最大限のパフォーマンスを発揮できるよう、どんなに忙しくてもしっかりと睡眠をとることを心掛けています。

プライベートはどのように
過ごされていますか?

運動不足解消のため、平日の業務後は、ジムやヨガ、ボクシング等なるべくアクティブに過ごすようにしています。ただ、グラスゴーは天気がコロコロと変わり、特に冬は日がとても短く、外出が億劫になるため、自宅で鍋をしながらドラマや映画を一気見しています。最近、プロジェクターとスピーカーを購入し、プチ・ホームシアターを作ってみたところ、休日に外出する回数がめっきり減りました……。