12

髙橋 詩織

SHIORI TAKAHASHI

エネルギー本部
エネルギー戦略企画室
法学部 | 2014年卒

20代
女性
エナジー・インフラソリューショングループ
総合職

思いがけない異動で得た
経験と刺激をきっかけに、一般職から総合職へ。
エネルギー本部の戦略企画を担う。

ご自身の担当業務について

戦略企画室は本部の中の経営企画部に相当する部署です。大きなミッションのひとつは本部長と密に連絡をとりつつ、エネルギー本部がめざすビジョンを策定すること。とりわけエネルギー業界は低炭素社会の実現という課題に直面しており、それに向けてどのような施策を打つべきかを模索しています。また、エネルギー本部の組織・人事、広報・IR、稟議・決裁、計数分析・予決算管理機能も担っており、私は主に人事、広報・IR関連の業務を担当しています。具体的には研修の企画立案や運営といった人財育成と、個々の希望や適性に応じたキャリアパスの実現などです。また、若手社員からの個人的な相談にも日々応じています。

これまでのキャリアにおける
ターニングポイントは?

入社3年目に、当時のグループCEO※が新設したシンクタンクチームの一員に、一般職としては唯一、私だけ抜擢されたことです。このチームはエネルギー本部内のさまざまな部署から集められた、数名の少数精鋭で構成され、グループCEOの経営判断に資する各種調査を行い、報告を上げることがミッションでした。それまで担当していた業務と異なり、エネルギー本部の各事業のつながりや、会社全体の活動を俯瞰して判断することが必要となり、モノの見方や視野が非常に広がりました。また雲の上の人と思っていたグループCEOと日常的に接し、さまざまな面で大きな刺激を受けました。総合職に転換したのも、このチームで活動していた入社5年目のことです。その後、チームは現在私が所属する戦略企画室に組み込まれる形で解散しましたが、この3年間で得た経験や知識は今も私の大きな基盤になっています。

※エネルギー本部が属する、エネルギー・金属グループの責任者

仕事におけるポリシーや
大事にしていることは?

言わなくてはならないことは、上司であってもきちんと伝えることを心がけています。一般に情報は現場から経営層に上がるまでに整理されていきます。精査され洗練されるといえば聞こえはいいですが、一方で生々しく切実な現実から乖離していくという側面も持っています。そんなときはしっかり物事の本質を再確認できるよう提言することが重要だと思います。人財育成の現場にいると、若手社員は自分のキャリアは自分で選択したいと考えていることを肌で感じます。そのような希望も考慮できるよう、今後、制度面も含めた改革を進める必要があります。そのために言うべきことはしっかりと伝えていく。それが私の重要な役割だと考えています。

プライベートはどのように
過ごされていますか?

最近はコロナ禍ということもあり、おうち時間の楽しみ方を工夫しています。元々紅茶好きな一家でしたが、在宅勤務のお供に色々なお茶を買い足した結果、気付かぬうちに家が茶葉だらけになっていました(笑)最近のブームは「グリフォンティー」というシンガポールのティーブランドです。休日は夫と紅茶を飲みながらチェスをしたり、平日は妹から貰った超難解1000ピースのジグソーパズルを、夜な夜な夫と解いて楽しんでいます。