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市川 茉莉

MARI ICHIKAWA

金融・リース・不動産本部
保険事業部
文学部 | 2005年卒

30代
女性
生活産業グループ
総合職

事業会社の経営に携わり
効率的な運用体制の構築を目指す。

ご自身の担当業務について

丸紅の自家保険子会社の担当をしています。丸紅グループの保険リスクの引受やプロジェクト等の保険の手配を行うほか、効率的な運営体制の構築を目指して業務に取り組んでいます。具体的には、収益源である各保険案件の取得に向けた取り組みや、事業計画の策定とその進捗の確認、収支管理、登記国保険庁とのレギュレーション確認、監査、引受体制構築など、業務範囲は幅広く多岐に亘り、“保険会社を経営している”に等しいです。いかに効率的に運営ができるかをチームで議論し、会社のルールを変えていくこともできます。自分の考えを経営に反映させることが可能であり、非常に、チャレンジングかつやりがいのある仕事です。

これまでのキャリアにおける
ターニングポイントは?

保険ブローカーの事業会社に出向して、ガスの受入ターミナル案件の保険アドバイザー業務を受注した時のことです。当時はまだ出向してから3、4カ月。プロジェクトのコンソーシアムメンバーが一同に会する場で保険目線での見解を述べなければならないなど、保険の知識が乏しかった当時の私には心細くなる場面が多くありました。それでも、取引のある保険会社と想定されるリスクの洗い出しを行ったり、その分野に詳しいアンダーライター※を探してロンドンやドイツまでヒアリングに行くなど、周りの協力を得ながら取り組んだ結果、何とか役目を果たして信頼も得ることができました。必死で取り組んでいくことで、知識や経験が浅いながらも周りの協力を得て業務を遂行することができ、大きな自信につながりました。当時のプロジェクトメンバーとは今でも業務外で交流が続いています。

※ 保険契約の引き受けの際、契約内容や保険金額が妥当であるかを査定し、判断する者(保険引受人)

仕事におけるポリシーや
大事にしていることは?

「モノを言うのであれば、やることをちゃんとやってから」。昔の上司に言われた言葉です。当時あれこれと生意気なことを言っていた私は、この言葉にハッとさせられ、反省したことを今でも覚えています。自らが取り組むべきことをしっかりやっている人の言葉は重みや周りを巻き込む力が違いますし、何よりやるべきことをきちんとやっていると視野も広がります。丸紅には自由に議論ができる雰囲気があり、それはとても良い事だと思いますが、いつもこの言葉を頭の片隅に置きながら業務に取り組むようにしています。

プライベートはどのように
過ごされていますか?

3歳の息子と一緒にご飯を作ることが何よりもの息抜きになっています。夫婦ともに食べることが大好きでその遺伝子をしっかり受け継いだ大食いの息子ですが、作ることにも興味津々で、卵を割って混ぜたり、玉ねぎの皮を剥いたり、胡麻を擂ったり、やる気満々でお手伝いしてくれます。親バカですが、包丁さばきもなかなかのものです(笑)。