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藤原 理央

RIO FUJIWARA

電力本部
海外電力プロジェクト第三部
経済学部 | 2019年卒

20代
女性
エナジー・インフラソリューショングループ
総合職

入社1年目で現地法人を設立。
商社の事業投資を0から学ぶ。

ご自身の担当業務について

海外電力プロジェクト第三部は、欧米豪地域の電力関連ビジネスを展開しています。私はメキシコ分散型太陽光発電、米国ガス火力発電、欧州自治体案件の3つのプロジェクトを担当しています。メキシコ分散型太陽光発電プロジェクトでは、入社1年目にプロジェクトにアサインされ、現地法人の設立や登記、セットアップを任せていただきました。現在は、現地事業会社の管理及び運営のサポートをするほか、メキシコで事業を展開する日系企業向けの営業を担当しています。分散型太陽光発電は、社屋の屋上など需要家に近接したエリアに分散配置される小規模な太陽光発電で、再生可能エネルギーを利用する循環型社会の構築に大きく寄与するものです。各種電力プロジェクトを通してよりよい未来に貢献できることは、私にとって大きな喜び、やりがいにつながっています。

これまでのキャリアにおける
ターニングポイントは?

入社1年目にメキシコ分散型太陽光発電プロジェクトで現地での事業立ち上げ担当にアサインされたことです。配属されてまだ6か月。最初にお話をいただいた時は「正気か?」と耳を疑ったものでした(笑)。海外出張経験もない、会社法も知らない新人にはさすがに荷が重すぎると思ったからです。しかし、3か月間におよぶ長期海外出張で、パートナー企業と現地法人を設立したことは、商社の事業投資とはどういうものなのかを身をもって知る貴重な経験になりました。「会社設立・登記とは何か?」という基礎的な知識もない0からのスタートでしたが、最初は補助輪のついた自転車に乗るように周囲のサポートを受けながら、後半は自分の足でペダルを踏みこんで、なんとかゴールにたどり着くことができました。現地法人設立後は企業運営や決算の管理にも携わり、事業投資に関する一連の業務を経験したことになります。丸紅は若手にも大きなチャンスを与えてくれる企業だとは知っていましたが、これほど早くその機会に恵まれるとは、入社前には想像もしませんでした。

仕事におけるポリシーや
大事にしていることは?

私は「勇気は一瞬。後悔は一生。」という言葉が好きで、それを心の指針としています。一瞬でもやってみたいと思ったことはチャレンジする。やらずに後悔はしたくない。そう考えるようになったのは、大学時代、飛込競技に打ち込んだことにも関係しています。高所からの飛び込みで新しい技に挑戦するのはとても勇気がいりますが、その一歩を踏み出せなければ新しい世界を見ることはできません。失敗しても再びチャレンジすればいい。でも結果を恐れてチャレンジしなければ、そこですべては止まり、残るのは後悔だけです。私は入社4年目の2022年春より、ニューヨークへ海外赴任することが決まっています。そこでも「勇気は一瞬。後悔は一生。」をモットーに、新しいビジネスにどんどんチャレンジしたいと考えています。

プライベートはどのように
過ごされていますか?

出身大学の水泳部飛び込みチームのコーチを務めています。シーズンオフは1か月に1度練習場を訪れる程度ですが、シーズン中は大会に帯同して選手たちにアドバイスを送ります。飛び込みは競技人口も少ないので、所属チームや年齢に関係なく、ひとつのコミュニティを形成しています。日本代表メンバーとも親しいので東京五輪は手に汗を握って応援しました。