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奥田 新菜

NIINA OKUDA

電力本部
海外電力プロジェクト第二部
商学部 | 2017年卒

20代
女性
エナジー・インフラソリューショングループ
総合職

丸紅初のベトナムIPP事業で
人々の生活環境の向上に貢献する。

ご自身の担当業務について

入社以来、ベトナムでの新規電源開発を担当しています。電力不足が懸念されるベトナムにおいて、人々の生活環境の向上に貢献することを目的とし、大規模な発電所を開発・建設・保守運転することを目指しています。丸紅にとってベトナムでIPP※事業を行うのは本件が初めてのことであり、またIPP事業の特徴として案件関係者が多数存在することから、開発段階はもちろん建設が開始されても課題が立て続けに出てきます。それに対して自分もプロジェクトチームメンバーの一人としてアイデアを出し、ときには泥臭く粘り強い交渉で課題を解決していくところに、若手でも大きな仕事を任せてもらえていると感じます。同時にチームとして仕事をすることで課題を乗り越えられたときに、大きな感動とこの仕事の面白みを感じます。発電所建設地の周辺住民の方々とも交流があり、言葉は通じないながらもCSR活動等を通じて良い関係を築きながら、住民の方々の生活を長く安定的に守りたいという思いで仕事をしています。

※ Independent Power Producerの略。発電設備の建設から発電所の運営、電力卸売まで行う独立発電事業者を指す

これまでのキャリアにおける
ターニングポイントは?

現在建設中の発電所は、私が入社2年目の夏に建設が始まりましたが、建設を開始するためには事前に多くの条件を充足しなければなりませんでした。入社1年目の冬から入社2年目の春にかけて、条件の充足のために当時10人程いたチームメンバー全員で対応。チームの中で最若手であった私には、分からないことだらけでしたが、先輩方に助けてもらいながらなんとか自分の担当業務を完了させることができました。クリアするのが難しい条件も少なくなく大変なこともありましたが、チームメンバーが一つの目標に向かって力を合わせ、ついに全ての条件を充足できた瞬間は、何ものにも代えがたい感動がありました。他の新しい案件の開発も粘り強くやっていきたいと思えるようになった、私にとって忘れられない経験です。

仕事におけるポリシーや
大事にしていることは?

自分を好きになってもらうにはまず相手を好きになること、です。総合商社の営業において、人対人の関係性は非常に重要だと思っています。奥田の話になら協力しよう、と関係者に思ってもらえる状況は良好な人間関係があって初めて成り立つものです。関係者に自分を好きになってもらう近道は、まず相手を理解して相手を好きになることだと信じています。相手を理解するため、相手の国の歴史や文化を尊重し、心を開いて相手への好意を自分から示すことが重要と考えています。

プライベートはどのように
過ごされていますか?

最近、健康を意識して自炊を始め、料理のレパートリーを増やすことを目標にしています。ただ、お酒が好きなので飲み会の誘惑には勝てず……あまり自炊の効果が期待できそうにありません(笑)。長期の休暇が取れたときは、よくビーチリゾートに行きます。ビーチで波の音を聞きながらのんびりなにもしないときが、私の一番の至福の時間です。ビーチがきれいで休日のんびりできそうな場所で新規案件がないかなぁと考えていたりします(笑)。