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阿部 賢介

KENSUKE ABE

経済研究所
国際文化学部 | 2005年卒

30代
男性
コーポレートスタッフグループ
総合職

世界の経済を俯瞰し、
丸紅の羅針盤となる役割を担う。

ご自身の担当業務について

私が所属する経済研究所の仕事は、丸紅がビジネスを行う上で、羅針盤のような役割を担っていると自負しています。事業を推進する際、どのような経済環境でどこまでの成長を見込むのか、変化のスピードがますます速くなる中で、どのようなトレンドを追うべきなのかなど、マクロな観点を軸とした発信をグループ内に向けて行っています。そうした性質の業務に携わる中で、今後のビジネス環境の変化について深く知り、グループ内のメンバーと議論を深めたいと思うようになり、2019年度の丸紅アカデミア※に応募・参加しました。丸紅アカデミアでは、環境の変化だけではなく、先が見えない不確実性の高い時代に、どのような新しいリーダーシップが必要なのかということも学ぶことができ、新しい時代の総合商社の形がおぼろげながら見えてきたように感じています。

※世界中の丸紅グループの社員の中から、グローバルで多様なキャリアと個性をもつ人財を集め、イノベーションを思考・議論する場。徹底した思考と議論から、実際にイノベーションを創り出すことを目指す。

これまでのキャリアにおける
ターニングポイントは?

まだ「働き方改革」や「イノベーション」などのフレーズが一般的に使われていなかった頃、顧客と新規ビジネスに挑戦しようとしたのですが、上司から「他に優先すべき業務がある」と難色を示され説得しきれず、悔しい思いをしたことを覚えています。現在はそうした経験を踏まえ、新しい挑戦に積極的になるだけではなく、自分たちの想いを貫き通すための工夫にもこだわり抜くように心がけています。最近では経営トップからも挑戦を歓迎するメッセージが強く発信されているので、この環境を大きなチャンスと捉えています。

仕事におけるポリシーや
大事にしていることは?

プロフェッショナル意識を持つことです。どんな小さなことでも自分が他人に負けない分野を築くことと、自分が発信することは自信を持って説明できるようにすること。総合商社パーソンに対して口八丁手八丁のようなイメージを持つ人もいるかと思いますが、総合商社パーソンには、プロフェッショナルな知識が絶対不可欠。それを身に付けるには、まずプロフェッショナル意識が最も重要だと思っています。

プライベートはどのように
過ごされていますか?

普段はデスクワークが多いので、休みの日は出来るだけ体を動かすようにしています。学生時代から続けているバレーボールや、社会人になってから始めたテニス、そして今年からは重い腰をあげてランニングも始めました。