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今井 航佑

KOSUKE IMAI

フォレストプロダクツ本部
パルプ部
法学部 | 2014年卒

20代
男性
生活産業グループ
総合職

正解の無い問題ばかり。
だからこそ、面白い。

ご自身の担当業務について

2000年に操業を開始したインドネシア・南スマトラに位置するPT.Tanjungenim Lestari Pulp and Paperというパルプ製造会社へ出向しています。紙の原料となる製紙用パルプという中間原料を生産しており、いかに生産量を極大化し、一方でコストを極小化するかというメーカーならではの課題に日々向き合っています。私は今まで現地スタッフ等に任せていた操業部分を把握・管理するため、丸紅出向者として初めて製造部隊所属となり、丸紅がより主体的に本事業を運営出来るよう日々取り組んでいます。工場では毎日大小問わず何らかのトラブルが発生し、解決・改善の為にトライ&エラーを繰り返す作業が多いのですが、「正解の無い問題」を現地スタッフとともに議論しながら乗り越えていく面白さを感じています。

これまでのキャリアにおける
ターニングポイントは?

東京でのトレード営業担当時代、希望が叶い入社2年目で重要な海外サプライヤーの担当を任せてもらったことです。どうすれば若くても信頼を得ることが出来るのか、丸紅が介する付加価値は何なのか必死に考え、「時差があろうが毎日電話での連絡を欠かさない事」、「常にアンテナを張り、タイムリーに情報共有を行う事」、「問題発生時は現地に出向いて直接解決策を提案する事」を自らの約束事にして対応を続けた結果、「今井に任せたら何とかしてくれる」という信頼を得ることが出来ました。否定から入らず、まずはやってみる、そしてそれを継続することがいかに重要であるかを肌で感じ、営業の立場ではない今も意識して仕事をしています。ちなみに、その当時の海外サプライヤーの担当者とは、今でもプライベートで食事に行く仲です。

仕事におけるポリシーや
大事にしていることは?

「現場」に出ることです。資料を読んだだけ、誰かから聞いただけ、では実際に何が起きているのかは見えません。自分の足を使ってカウンターパートと面と向かって会話したり、自分の目で見て現状を確認したりすることで、本当の問題は何なのかが分かりますし、どのように対応することが必要なのかを考えることが出来ます。こういった努力を泥臭くかつ地道に積み重ねていくことが、ブレークスルーを生み出すきっかけになると信じています。

プライベートはどのように
過ごされていますか?

駐在して最も苦労している部分です(笑)。自宅から車で片道1時間のショッピングモールでインドネシア語字幕の映画を見たり、サッカー好きのインドネシアの人々と一緒にフットサルやサッカーをしたり、駐在員でゴルフをしたりと体を動かすようにしています。ただ、その他の時間はもっぱら自宅での読書やAmazon Prime鑑賞です(笑)。