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川合 佑美子

YUMIKO KAWAI

食料第一・第二本部
飲料原料部
法学部 | 2009年卒

30代
女性
食料・アグリグループ
総合職

世界のコーヒー市場の未来を読み、
安定供給にも需要拡大にも応える。

ご自身の担当業務について

飲料原料第一課でコーヒ-生豆のトレ-ドをしています。
丸紅のコーヒー部隊は、ブラジル、コロンビア、アフリカ、ベトナムなどさまざまな生産国の生産者と、日本を始めとする消費国の需要家を繋ぎ、顔の見えるサプライチェーンの構築と、持続可能な生産体制の構築を図ってきました。今後、欧州や日本のコーヒー消費大国以外に、中国を始め、これまでコーヒーを消費していなかった国でも消費が増えていくことが予想されています。その中で、日本市場にどのように安定供給を継続していくか、また一方で、増える海外の需要にどのように応えていくか、が大きな課題となっています。
私はその中で、アジア・アフリカの生産国の地域統括として、各国のサステナビリティ・スキームの改良や、各国の商品開発をチームの担当者と共に実施し、お客様に提案する、という一連の業務を担当しています。
国によってさまざまな制約があったり、お客様からの依頼の中で、難しい課題も多く発生したり、と困難も多々ありますが、日々新たなことに取り組むことができる環境に身を置くことができ、やりがいを感じています。

これまでのキャリアにおける
ターニングポイントは?

コーヒーの部署は新卒からの配属となりますが、上司も先輩社員も皆、困難な状況でも打開策を必死に考えて、常に生産者にも需要家にも最適なサービスを提供すべく努力し続けています。毎日その緊張感をもって仕事に臨む姿を見ることは、自分自身の仕事観の形成に強く影響を与えており、日々の小さな積み重ねが如何に大切であるかを日々感じながら仕事をする環境は、自身のキャリア形成に非常に意味のあるものとなっています。
キャリアの転換期としては、4年目でベトナム語研修生となったことでしょうか。研修後もベトナム語を使いながら、現地の生産者の求める生産活動の改善のヒアリングと、相対する需要家のニーズを汲み取りながら、安定供給のスキームの設計に取り組んでいます。

仕事におけるポリシーや
大事にしていることは?

困難な状況でも諦めずに最後までやり抜くこと。また、組織で起きている問題は全て自分事として対処すること。言うは易く行うは難しで、まだやり切れていない部分もありますが、組織のパフォーマンスを高めるために必要なことだと認識しています。

プライベートはどのように
過ごされていますか?

高校や大学時代の友人に会ったり、音楽を聞きに行ったり、旅行したり、色々で、特に決まっているわけではありませんが、平日にできないことを休日にのんびりやっているような感じです。カフェやレストランなどに行って、ゆっくり食事をしてリフレッシュにもなりますし、どういう食事や飲み物が流行っているか情報収集もでき、仕事にも活かせて一石二鳥です。