68

中島 圭太

KEITA NAKAJIMA

ライフスタイル本部
リテール事業部
体育学部 | 2010年卒

30代
男性
生活産業グループ
総合職

20名を率いるリーダーとして
バングラデシュで奮闘する。

ご自身の担当業務について

現在、日本の大手SPA(製造小売業)向けのOEM/ODM※事業に従事しており、その業務に関わる国内外計20名以上を束ねるポジションを担っています。私が担当している商品カテゴリーの主な生産地は、バングラデシュと中国。バングラデシュは私が3年間駐在していた国であり、中国は初めて海外出張した国です。年間で数千万枚規模の衣料品をハンドリングするトレード業務では、日々変化する状況の中、いかに先手を打って対応していくかがポイントとなります。特に、バングラデシュは経済成長が著しく、日々刻々と変化している国です。そういった国で、一定の品質を保ち、On Time Deliveryを実現することは、決して容易なことではありません。関係者全員が真摯な姿勢で、自身の業務に全うしてくれているからこそ、成し得ている功績だと感じています。

※ OEM:Original Equipment Manufacturerの略。発注元企業の名義やブランド名で販売される製品を製造すること
※ ODM:Original Design Manufacturerの略。発注元企業の名義やブランド名で販売される製品を開発・設計から生産までを一貫して受託すること

これまでのキャリアにおける
ターニングポイントは?

入社2年目で営業課に配属されましたが、その3か月後に先輩が他部署へ異動することになり、急遽その課で2番目に大口の顧客の担当を任されたことです。当時の課長やインストラクターに、繊維に関する素材の知識、トレード業務、顧客やサプライヤーとの交渉術など、手取り足取り教えて頂き、それが今の自分自身の礎になっています。入社2年目の私に、毎週1回朝の8時から1時間、業務に関する特別講義を行ってくださったことには感謝の思いしかありません。
もう一つの転機は、入社6年目のとき。以前より海外異動の希望を出しており、当時の部長からはニューヨーク、課長からは香港に駐在させたいと言われていたので、てっきりいずれかに駐在できると思っていましたが、いざ蓋を開けてみると駐在先はバングラデシュでした。ただし、バングラデシュは当本部の最重要生産拠点であったこともあり、3年間の駐在で格段にレベルアップできたと思います。

仕事におけるポリシーや
大事にしていることは?

トレード業務における丸紅の立ち位置は、常に顧客とビジネスパートナーであるサプライヤーとの間に位置しているため、双方にとってWIN-WINの成果を提供できるよう心がけています。また、個人的には「備えあれば憂いなし」という言葉を大切にしており、商談には万全の準備をして臨むようにしています。万全の準備をして臨むということは、その案件に真摯に取り組んでいることの現れでもあり、自然とお客様やサプライヤーからの信頼に繋がると考えています。

プライベートはどのように
過ごされていますか?

休日は日々の業務から離れられる唯一の時間ですので、基本的には家族と一緒に過ごすようにしています。私は大学時代、硬式野球部に所属していましたが、卒業の際に監督から「これまでは自分のために努力し、生きてきたと思うが、これからは誰かのために努力し、生きるようにしなさい」という言葉を贈られました。その言葉を大切に、今は家族を幸せに出来るよう日々努力しています。