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松尾 文香

AYAKA MATSUO

建機・産機・モビリティ本部
丸紅米国会社
シリコンバレー支店
商学部 | 2012年卒

30代
女性
社会産業・金融グループ
総合職

最先端の技術で
カーボンニュートラルの実現に
貢献する。

ご自身の担当業務について

2018年4月より米国シリコンバレーに駐在しており、丸紅が代理店をしている電気自動車(EV)の急速充電設備の販売、及びEVインフラ事業の新規開発に従事しています。EV普及の成長率が著しいカリフォルニアで、EVインフラに関するビジネス拡大というミッションのもと、シリコンバレーの地に降り立ち4年目となります。市場が拡大するのを目の当たりにするとともに、地球温暖化による山火事や、計画停電等を経験し、脱炭素化、その中でも車両の電動化や電源の再生エネルギー化は待ったなしの課題であると実感しました。前任者がいなかったため、とにかく手探りでフットワーク軽く米国を飛び回りながらネットワークを構築し、現在は米国大手の充電事業者向けの最大サプライヤーとなっています。また、充電器の営業・販売だけでなく、そのアセットを活かした新規ビジネスを開拓すべく、シリコンバレー界隈のスタートアップと日々ディスカッションしています。

これまでのキャリアにおける
ターニングポイントは?

2020年度に丸紅アカデミアというプログラムに参加させて頂いたことです。1年間、13か国から参加した25名の丸紅グループ社員と共に、丸紅ならではのイノベーションを創り出すべく、とりわけコロナ禍において目まぐるしく外部環境が変化する世界において、丸紅はどのようなビジネスを行うべきかについて学び、議論を尽くしました。実際にイノベーションを体現している企業のトップからお話を伺うことで、今急成長を遂げている企業の思考や施策を学ぶと同時に、160年続く丸紅がもつ強みを再認識する良い機会となりました。さらには、幅広い産業にまたがり、世界中の地域に根差したコネクションを有する丸紅だからこそ実現可能なビジネスを模索したいと、モチベーションが高まりました。今はこの学びやネットワークを今後チームや会社に還元したいと考えています。

仕事におけるポリシーや
大事にしていることは?

取引先、社内外、色々な人からの依頼や相談事に対して、自分の言葉で説明したり回答したりすることを心掛けています。また、「充電インフラって儲かるの?」、「シリコンバレーって何がすごいの?」等、誰かが何か疑問を持ったときに、「そうだ、Amy(私の米国でのニックネームです)に聞いてみよう」と思ってもらえるよう、アイテム、タグを増やしていきたいです。そうすることで、自然と自分にも情報が集まってきますし、視野も広がっていくなと思っています。

プライベートはどのように
過ごされていますか?

コロナ禍による外出自粛で飲み会が減り自炊する機会が増えたのをきっかけに、健康に気を遣うようになりました。食材一つ一つの成分を調べ、カロリーの低い調理法を勉強し、健康を意識しつつ美味しい料理が作れるよう研究を重ねています。また、筋トレ、ランニング、オンラインでのピラティスレッスン等運動も取り入れ、かつてない健康的な身体になりました。でも、コロナが落ちついたらまた大好きなワイナリー巡りに行きたいです。