全社の経営課題に対応し、
企業価値の最大化を目指す。

ご自身の担当業務について

現在、丸紅が出資参画するベトナムのACECOOK VIETNAM社に出向しています。同社は主に即席麺の製造・販売を行っており、私は経営企画本部にて、全社にわたる案件や経営課題への対応に携わっています。業務範囲が広範かつそれまでに自身が経験してきた事業とは全く異なるため、培ってきたノウハウだけではカバーし切れないことも数多く出てきますが、知見の有無に関係なく、バックグラウンドを含めて事象を正確に理解し、自分の軸をもって社内を説得し案件を推進することが求められます。また、時には一歩引いて客観的に俯瞰したうえで現場とは異なる切り口で意見していくことも求められます。何が同社にとってベストな選択なのか。同社の健全な成長と一層の企業価値向上を後押しすべく、日々知恵を絞りながら、課題に向き合っています。

これまでのキャリアにおける
ターニングポイントは？

入社6年目に営業部からバックオフィスの部署へ異動したことです。その後、関連部署に4年間在籍したのですが、ここでの経験がその後のキャリアパスを描くきっかけとなりました。本部の計数総括、組織や人事、広報等々、業務範囲が広いうえに、全社の各CS部と協働する機会も増え、社内の見える景色がガラリと変わりました。そしてそれらの業務を通じて、本部のさまざまな意思決定プロセスに触れる機会に恵まれたこと、計数感覚を養えたことが今の自分の血肉となっています。

仕事におけるポリシーや
大事にしていることは？

こだわりを持つことです。言われた通りにやるだけで自分のエッセンスが混ざっていないものは、自分がした仕事とは言えず、そこには達成感も自身の成長も無いと思っています。こだわりを持つからこそ、物事が細部まで見えて、より良くしようという責任感も生まれてきます。意固地になり過ぎて進むものも進まなくなるのは問題ですが、自分の色が残る仕事をしようと常に意識しています。

プライベートはどのように
過ごされていますか？

家族と遊びや食事に出かけ、一緒の時間を過ごすことが多いです。子供が2人いるのですが、特に柔道をやっていた長男は、ベトナムにきてから十分な環境が整っていないため、家で練習に付き合っています。また、早朝や夜など、家族団欒の邪魔にならない時間帯は、自分に向き合う時間としてジムでワークアウトしています。