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新家 有美子

YUMIKO SHINYA

フォレストプロダクツ本部
コンシューマープロダクツ事業部
経営学部 | 2012年卒

30代
女性
生活産業グループ
総合職

アフリカ・南米地域の社会課題を
消費者に近い立場で解決していく。

ご自身の担当業務について

2021年4月より、昨年丸紅が出資したブラジルの衛生用品メーカー「サンテル社」の事業運営を行う部署で、アフリカ・南米の市場開拓及び新規事業開発を担当しています。最近日本でも生理の貧困がメディアで取り上げられていますが、アフリカでは生理用品を購入出来ず、学校へ通うことの出来ない女の子たちがいるなど、世の中にはまだまだ多くの課題が存在しています。これまで川下の消費者に近い市場でビジネスを行ってきた経験や女性の感性を活かし、こうした社会課題を解決することがこれからの私の使命です。
また、ビジネスモデルの転換も大きなチャレンジです。製品中心のプロダクトアウトから、消費者目線のマーケットインへと事業を転換するべく、これから奔走していきます。

これまでのキャリアにおける
ターニングポイントは?

紙・紙製品卸売業を営む事業会社の丸紅フォレストリンクス社への出向経験です。EC企業に対し、ティッシュやコピー用紙といった紙製品からメディカル・介護、工具用品と多岐に渡るPB商品の開発・販売だけでなく、サプライチェーンの最適化、サステナビリティの推進といった同社のあらゆる課題に対し、総合商社のネットワークを活用し、解決策を提供、強固な関係を構築しました。
多くの関係者を巻き込んで、仕事を創り、稼ぐ楽しさ、そして強い現場を体感することが出来ました。最近DXというワードをよく耳にしますが、強い現場とデジタルが掛け合わされてこそ、サステナブルな社会を共創することが出来ると思っております。

仕事におけるポリシーや
大事にしていることは?

・強い現場力。全ては商社パーソンの接する現場が原点。現場で起きている変化や顧客とのコミュニケーションから生まれるビジネスの種を、機を逃さず取り入れ、商機に繋げる。
・ピンチはチャンス。尊敬する先輩から頂いたアドバイスです。ピンチの時こそ商売のチャンスが潜んでいるものです。

プライベートはどのように
過ごされていますか?

コロナ禍で大きく生活様式が変わり、社会人になって初めて家にいることが多くなりました。Uber生活から一変、料理に掃除とようやく人間らしい生活を送るように。料理は意外と気分転換になります。海外出張が多く、暇さえあれば弾丸で海外旅行という生活が懐かしいです。