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石井 美帆

MIHO ISHII

情報ソリューション本部
丸紅ロジスティクス(株)出向
法学部 | 2019年卒

20代
女性
生活産業グループ
総合職

丸紅のグローバルネットワークを活かし
商流と連携した
ロジスティクス戦略を担う。

ご自身の担当業務について

総合物流事業を営む丸紅ロジスティクス社に出向し、ロジスティクス機能を包括的に受託する、3PL事業※の営業担当をしています。荷主の最適なロジスティクスの戦略立案に向けた、企画・設計・立案・運用を一貫して行います。具体的には、データ分析から立地の選定、配送ルート・庫内オペレーション・システム設計、倉庫・マテリアルハンドリング・資材の仕入れまでを実施しています。短期間で結果が求められることもあり、提案準備には他本部含めた強固なチーム連携がなくては実現しません。また、サプライチェーン全体の設計には先方経営層への説明が必要なことが多々あり、スタートアップから大手企業まで多業界にわたる経営者と対等に会話をするスキルも必要です。入社3年目でプロジェクトマネージャーを任せてもらえるチャレンジングな環境下で、多くの業界との関係が不可欠な業務に面白みとやりがいを感じています。

※ 3PLは3rd Party Logisticsの略で、荷主である企業の物流部門の業務を一括で請け負う事業のこと

これまでのキャリアにおける
ターニングポイントは?

社内のビジネスコンテストでファイナリストに選出されたことです。こんなサービスがあったら…と妄想していたことを、最終的に約300名の前でプレゼン、ベンチャーキャピタルや専門家による審査を受けるという貴重な経験をしました。入社1年目かつ1人での検討であったため、人脈もなければ、PL/BSといった財務・会計の知識も曖昧、顧客と話したこともないが勢いと課題意識はある!!という状態で、規制等から事業化の厳しさが見えてきた時期は相当過酷な状況でした(笑)。ただ、悩んでいても誰も道を示してくれないので、専門家に電話でアポをとって会いに行ったり、海外の企業に話を聞きに行ってみたり、体当たりの情報収集をしてみることから始めました。失敗もたくさんしましたが、デスクで自分だけで答えを出そうとするより、できることから着実に、粘り強く積極的に行動することで、何かしらの道が開けました。今でも息詰まったら自分だけで解決しようとしていないか、やり方を制限していないかと、自問するようにしています。コンテストでは残念ながら事業化挑戦権獲得とはならず、大変悔しい思いをしましたが、その思いをバネに、何よりビジネスを創ることの面白みを忘れずに、今後もチャレンジを続けていきたいです。

仕事におけるポリシーや
大事にしていることは?

“全体を俯瞰すること”を大切にしています。若手にも仕事を任せてもらえる環境であるため、責任感に押しつぶされそうになったり、周囲の目を気にしすぎて発言を躊躇したり、日々の業務に忙殺されて周りが見えなくなってしまう時期もありました。誰のための何を目的とした仕事なのか、全体像を再認識することで、とるべき行動が見え、最終的に良い結果を出せるのではないかと思っています。

プライベートはどのように
過ごされていますか?

休日は友人とランチに行ったり、愛犬のパグと過ごしたりしています。最近ハマっていることは、様々なワインとジンを飲むことです。ラベルの写真を撮ると食べログのようにレイティングしてくれるアプリを参考にお酒を仕入れ、日々新しい発見を楽しんでいます。通なコメントを言えることを目標に、これからもたくさん飲みたいと思います(笑)。