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梅田 史夏

FUMIKA UMEDA

電力本部
海外電力プロジェクト第一部
総合政策学部 | 2018年卒

20代
女性
エナジー・インフラソリューショングループ
総合職

南西アジアに
安定した電力を届けたい。

ご自身の担当業務について

バングラデシュやパキスタンをはじめとする南西アジア地域の電力事業投資案件を担当しています。投資案件と一口に言っても、既契約IPP※案件や新規IPP案件、運転開始済発電所の買収案件、既存の電力送電網によらない案件など、種類や規模もさまざまです。さらに、政府、金融機関、建設請負事業者、燃料供給者、共同開発パートナーなどの多岐にわたるステークホルダーと関わることができ、刺激も大きいです。各々の立場や追い求める利益、取れるリスクを考慮したアプローチが必要となり、法務、財務、技術、会計・税務、環境、保険等、一つの分野にとらわれない知識が求められるため、毎日が勉強です。

※ Independent Power Producerの略。発電所の建設から電力卸売まで行う独立系発電事業者

これまでのキャリアにおける
ターニングポイントは?

タンザニアへの長期出張です。丸紅が出資参画する「未電化地域に電気を届ける事業」を展開するスタートアップ企業で現地スタッフをリードする、という貴重なチャンスを得ることができました。しかし、当初は現地の市場や国民性を理解する現地スタッフの意見と、自分の意見や思いを両立させることは簡単ではありませんでした。そこで、私自身の真剣な思いを示すため、早朝から夕方まで現地スタッフとともにお客さまの元に出向き、慣れないスワヒリ語で会話を試みるなど、信頼関係を築くための行動を常に心がけました。また、社内研修チームの新設や、既存電力小売り事業とは異なる新規物流事業の立ち上げにも携わり、0から1を作る仕事のやりがいも大いに感じました。「ないから諦める」のではなく、「ないから作る」マインドこそが新たな価値創出の一歩であり、その国の発展や人々の持続的な幸せに貢献していくために必要だと感じました。帰国前、現地スタッフから「あなたが中心となって創り上げたものは、今後5年、10年と活用されていくでしょう。感謝しています。」と言われ、これまでにない感動を覚えました。異なる背景や感覚を持つ人と仕事をすることの難しさややりがいを実感した大変貴重な経験です。

仕事におけるポリシーや
大事にしていることは?

積極的にアウトプットし続けることです。丸紅は、若手にも最前線の現場で働くチャンスが与えられ、自分で考え判断する力が求められる環境です。発信した分だけフィードバックが返ってきますし、学びも成長も多いと思います。だからこそ普段から物怖じせず、意見があれば発言し、疑問に思うことは質問し、興味のある業務は積極的に取り組もうと意識しています。

プライベートはどのように
過ごされていますか?

週末は家族や友達との時間を大事にしています。大学時代は競技チアリーディング部に所属しており体を動かすことが好きなので、今ではヨガやゴルフを楽しんでいます。また、買い物も好きで、ウィンドーショッピングと言いつつもお財布の紐を緩ませてしまっています…(笑)。長期休みの際は海外旅行に行くことが多く、最近ではイギリスとミャンマーを訪れました。