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橋本 大亮

DAISUKE HASHIMOTO

フォレストプロダクツ本部
チップ・建材部
経済学部 | 2005年卒

30代
男性
生活産業グループ
総合職

木質原燃料である
チップ・ペレットを通じて
持続可能な社会の実現を。

ご自身の担当業務について

チップ・建材部は、製紙原料用の木材チップのトレードを行う部署で、私は2013年から2018年まで西オーストラリアの植林・チップ生産を行う事業会社に出向していました。この事業会社は、製紙原料用のユーカリの木を植林し、10年間育成してその後製紙メーカー各社に販売する事業を展開しており、40年の実績があります。一方で、出向中の時期にバイオマス発電用燃料として木質原料の需要が高まってきたことから、燃料用チップの供給も開始。丸紅の電力部隊が手掛けるバイオマス発電所向けに「Fuel to Power」のスローガンの下、新規商売の開拓も実現しました。帰国後も本社において当事業会社を担当し、長期安定的またSustainable (持続可能)な燃料用木質原料の供給量拡大を目指しながら、新規バイヤーの開拓を推し進めています。

SCOPE:#16 | 三峰川電力・敦賀グリーンパワー

これまでのキャリアにおける
ターニングポイントは?

西オーストラリアの事業会社に出向したことです。そこでの業務は、東京本社とは異なり、正に製造業の現場そのものでした。現場に出向き、従業員とコミュニケーションを密に取ることの重要性を肌で感じ、また、どのように生産効率や収益力を向上させるか等、会社経営に関わる部分にも携われた貴重な経験となりました。生産現場を知らずして、商品の価値を知ることはできず、ひいてはお客さまにその価値を伝えて物を売ることはできない。このような重要な視点を養う大きなターニングポイントとなったと感じています。

仕事におけるポリシーや
大事にしていることは?

「最悪を想定して、最善を尽くす」。どんなビジネスにおいてもリスクは付きものですが、さまざまな場面に出くわしても常に最悪を想定して、その中で取りうる選択肢の中から最善の策を実行すること。そしてその選択を信じること、またチームワークを重要視することを大切にしています。仕事は決して一人だけでは進められず、社内外の色々な人のサポートの上に成り立っています。チームワークを忘れずに円滑なコミュニケーションを取ることが、仕事を楽しくさせ、かつ成功へ導ける近道だと考えています。

プライベートはどのように
過ごされていますか?

ゴルフやジョギングからスイミングまで、体と脳をリフレッシュすべく出来る限り週末は汗をかくようにしています。最近の楽しみは、子どもにサイクリングさせながら、ジョギングで一緒に走ること。子どもと接していると、その成長と吸収の早さに驚かされると同時に、子どもから学ぶこともたくさんあり、毎週新しい気付きを楽しんでいます。