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髙山 愛理

AIRI TAKAYAMA

ライフスタイル本部
リテール事業部
経済学部 | 2017年卒

20代
女性
生活産業グループ
総合職

ものづくりを一貫して管理し、
高品質で競争力ある価格の靴を生み出す。

ご自身の担当業務について

丸紅はグローバル展開する大手SPA等のOEM/ODM※事業を展開しており、多岐にわたる取扱商品のうち、私は靴を担当しています。店舗を訪れる多くの消費者が買いたくなるような靴を生産し、取引先にタイムリーにお届けすることを目指して、商品開発・管理・生産・納品と、ものづくりの全ての流れを管理しています。多くの国を訪れ、さまざまな人と関わり、自分自身の知見も深めながらワクワクするような商品を生み出すことが自分のやりがいになっています。

※ OEM:Original Equipment Manufacturerの略。発注元企業の名義やブランド名で販売される製品を製造すること
※ ODM:Original Design Manufacturerの略。発注元企業の名義やブランド名で販売される製品を開発・設計から生産までを一貫して受託すること

これまでのキャリアにおける
ターニングポイントは?

ゼロから商品知識を増やし信頼を得たことです。高品質・競争力ある価格の商品を短期間で開発・生産し、一切問題を起こすことなく店頭に並べることは簡単なことではありません。メールや電話だけのコミュニケーションではスムーズに進まないことも多く、海外の生産工場に足を運んで粘り強く交渉をすることもあります。私は、中国の工場を訪問することが多いのですが、この仕事に就くまで、靴に関する知識はもちろん、中国への渡航経験もなく中国語も一切話せない状態でしたので、最初は不安でいっぱいでした。
しかし、相手の想いを想像しながらコミュニケーションを密にし、商品知識を徐々に蓄えていくうちに、「髙山さんを信用しています。いつでも工場で待っています」と現地工場のメンバーが言ってくれるようになりました。自分に大きなパワーをくれた経験で、以降はどんな場所でどんな課題にぶつかっても前に進む勇気を持てるようになりました。

仕事におけるポリシーや
大事にしていることは?

「相手の気持ちを読むこと」です。総合商社の役割は、さまざまな人をつなぎ、Win-Winなチームメイキングをしながら、新たなモノ・コトを生み出すことだと思っています。大きなミッションを達成するには、さまざまな能力・考えを持った人々の力を束ね、強いチームを作ることが一番のポイントだと思っています。「この人はどのような人で、何を考えているのだろう。何が刺さるのだろう。どうすれば力を貸してもらえるだろう」。相手の気持ちを想像・理解しながらコミュニケーションを取り、「この人は信頼できる。この人と一緒のチームで働きたい」と思ってもらうことが大切だと思っています。

プライベートはどのように
過ごされていますか?

2019年に寮が移転したのですが、キッチンがだいぶ広くなり料理がしやすくなりました。その日に食べたいものを作って、映画や動画を見ながら食べることが最近の幸せです。休日は情報収集も兼ねて街を散策した後、友達を誘って気になるお店に飲みに行きます!