福野 恵里奈

ERINA FUKUNO

電力本部
電力サービス事業部
法学部 | 2008年卒

40代
女性
電力

電力小売ビジネスを通じて
より良い未来へ。

ご自身の担当業務について

電力サービス事業部に所属しており、丸紅新電力株式会社という日本国内の電力小売ビジネスを展開する子会社に出向しています。リスク・契約管理部の部長としてプロパー社員と協業しながら中長期の電力、燃料のポジション管理や収支管理を中心としたリスク管理業務、新規のビジネスリスクの検討、ビジネススキームがきちんと反映されているかの契約レビュー、出向先の会社の中長期経営目標の立案等を担当しています。
小売ビジネスの分野は、DX推進を背景としてデータセンター等の電力需要が伸びる一方で、2050年カーボンニュートラル(温室効果ガスの排出量と吸収量をネットゼロにする)に向けて再エネ電力やよりクリーンなガス火力、蓄電池等の調整力の必要性も急増しており、ビジネスチャンスであると同時に、社会への責任も大きく、小売事業を通じてより良い未来に貢献できることが強いやりがいになっています。

働く中でのやりがいや仕事の面白さは?

出向先の会社は社員100名前後と規模が大きくないこともあり、社長から社員までがフラットに意見を出し合える環境にあります。また、成長過程にある会社のため、様々なリスク管理の手法を一から整える必要があり、フロント部隊がより営業しやすいように、社内規定や運用方針を設計し、文言に落とし込み、リスク管理業務を整備することで、実際に新しくより高度な取引の実現につながった時は非常に面白味を感じます。また、リスク・契約管理部に所属していながらも部を超えて、新しい商品設計のアイデアを出したり、実務プロセスの整理等の実業務を担当する事も少なくなく、担当した商品が販売され収益につながった時にはやりがいを感じ、仕事への愛着も湧いてきます。

働く上で大切にしていることは?

これは常々チームメンバーにも伝えていることですが、常にプロ意識を持つこと、自分の業務に責任を持つことです。私の仕事は数字を扱うことが多いのですが、現在の会社の電力ポジションがどうなっているか、今後の見通しはどうかを算出し提示することで、その数字に従ってフロントは取引を実施しポジションクローズを行うため、非常に重要な業務になります。各部署から収集した情報が本当に正しいか、数値の算出過程に誤りがないか、アウトプットの内容は全て自身で説明ができるよう把握し、その内容に責任を持つことを大切にしています。

丸紅の好きなところ・魅力について

丸紅の魅力は新しい取り組みに積極的なところだと思います。年次に関係なく、チーム内でも積極的に意見を出し合うことを求められており、その中で生まれた新しいアイデアや取り組みがあれば、もちろん結果としての収益やメリットは求められますが、積極的にやってみようという後押しを会社からもらえることが魅力だと思います。