
服部 翔
SHO HATTORI
金属本部
金属資源開発部
経営学部 | 2014年卒
30代
男性
金属資源
新規領域への事業展開を通して
社会課題の解決を目指す。
ご自身の担当業務について
私が所属する金属資源開発部事業開発課では、金属関連領域での新規投資・事業開発に取り組んでいます。事業開発課は、2021年に設立したばかりの比較的新しい部署です。社会課題やステークホルダーの課題解決を切り口に案件開拓を行っており、これまで電池リサイクルをはじめとした環境循環型のビジネスに注力してきました。私は欧米担当として、市場調査、仮設構築、新規案件ソーシングから投資実行に至るまで、幅広く経験させてもらっています。ルーティンワークはなく、業界カンファレンス・展示会でネットワーキングをする他、コールドコールを通して関係構築を図ることもあります。足りない知識があれば、大学の研究室を訪問し最新の技術動向を学ぶこともあります。新規事業開発は、社内外多くのステークホルダー、パートナーの協力を必要とします。関わる人たちに価値を感じてもらい、共感してもらえるまで、なかなか根気のいる仕事ですが、発掘から立ち上げまで一貫して携われるのは、大変やりがいのある仕事です。
働く中でのやりがいや仕事の面白さは?
世界中の多種多様な企業・人と出会い、一緒に仕事ができる環境は刺激に満ち溢れています。私はこれまで、トレードおよび新規投資を経験してきましたが、欧米、アジア、アフリカ、文字通り世界中の企業と仕事をする機会がありました。相手企業も中小企業から大企業まで、技術開発者から社長に至るまで様々です。そして、多様な人との関わりを前提としている以上、どの案件もいつ何が起こるかわかりません。時には、長年築き上げてきたものを1日で失ってしまうような出来事もあります。そうした不確実性に対処するのは、決して心地よいものではありませんが、相手を理解し、課題を一つひとつ紐解き、目標を達成するまでのプロセスは、学びが多く、刺激もあり、商社の醍醐味だと感じています。そして何より、自分のキャリア・人生をより豊かにしてくれるものだと感じています。
働く上で大切にしていることは?
何事にもオーナーシップを持って取り組むことです。日々の業務・プロジェクトには、金額的な大小があるかもしれませんが、常に「これは自分の案件だ」というプライドを持ち、自分の決断がステークホルダーにインパクトを与えるという責任感を持つことを意識しています。そのように意識することで、自ずと手足が動き、不足している知識を補いながら、ステークホルダーにとって良い商売を築こうという思考を繰り返すようになる気がします。一方、オーナーシップは挑戦する環境があって初めて醸成されるものだとも思います。丸紅には、その環境が整っていると思います。
丸紅の好きなところ・魅力について
挑戦の機会を与えてくれるところだと思います。トレード業務に携わっていた頃、初の海外出張でアフリカの重要取引先の契約交渉を私一人に任されたことがありました。入社数年目の私より適任の先輩がいる中での挑戦は、プレッシャーを感じながらも大きく成長できた経験だったと今でも鮮明に覚えています。その後も、トレードから投資、海外MBAまで、幅広くチャレンジする機会がありました。こうした原体験もあり、後輩にも同じように経験して欲しいと思っています。一方、挑戦の機会は、いつ訪れるか分かりません。そうした挑戦に向けて、日々視座高く切磋琢磨する環境もまた、一つの魅力だと思っています。