石垣 紅乃実

KONOMI ISHIGAKI

次世代事業開発本部
ウェルネス事業部
国際教養学部 | 2018年卒

20代
女性
次世代ビジネス

ブランドのグローバル展開を支え、
消費者の心を動かす。

ご自身の担当業務について

私が出向している丸紅コンシューマーブランズ㈱は、シューズを中心に複数のブランドにてディストリビューションやライセンス、自社ブランド、OEMなどを行っている会社です。その中でもアメリカのアウトドアシューズブランドであるMERRELLを担当しています。当社は日本におけるディストリビューション権を持っているため、ブランドや商品をよく理解し、ブランドホルダーとコミュニケーションを取り信頼関係を築きながら、日本に合ったブランディングや販売と販路拡大に関わる業務に広く携わっています。直近では新たにアパレル、アクセサリーのライセンス権を取得し、契約の締結、発売開始に向けて社内外の体制や環境整備を行いました。無事立ち上がってからは、シューズとの相乗効果を考えながら、販売分析、商品企画、生産管理などの業務も行っています。

働く中でのやりがいや仕事の面白さは?

ブランドビジネスにおいてやりがいだと感じるのは、昨日まで考えられなかったことが近い未来に実現できる可能性があるということです。MERRELLの日本におけるアパレルのライセンス権は、当社のシューズにおける実績が認められたこともあり、長年の希望が叶う形となりました。そこから約1年半後に店頭に商品が並び、雑誌に商品が掲載されているのを見ることができたのは、大変ながら頑張って良かったと思いました。目に見える商材を扱っているので、どのようなものを、どんな素材や色、サイズ感にし、いくらでどれだけの数を販売するかなど、一つずつ決めていくのは面白さと難しさの表裏一体ですが、良い商品×マーケティング×販売手法の掛け合わせで、消費者の心を動かすことができるのもこの仕事の面白さでもあります。

働く上で大切にしていることは?

シンプルですが、よくコミュニケーションを取ることを意識しています。海外のブランドホルダーやディレクター、デザイナー、仕入先など、役割が異なる社内外の関係者とのやり取りや連携することが多いため、意見を聞いて取りまとめたり、時には異なる意見の中でバランスを保ったり、交渉が必要になったりする場面もあります。人と人とで作り上げていくビジネスは、商材に関係なく、最後はコミュニケーションが鍵になると感じています。

丸紅の好きなところ・魅力について

若手から何事も経験、挑戦させてくれるところです。前部署では入社半年でインド出張を経験し、2年目に一人で出張を任せてもらえたことは大きな自信につながりました。現在事業会社に出向し、事業会社管理という形ではなく、最前線にてブランドビジネスに携わり、一つのビジネスを任せてもらえていることを誇りに思います。ただそれができているのは一緒に働く様々な分野におけるプロフェッショナルで魅力的な人たちと仕事ができているからだとも思っています。