
徳村 大樹
HIROKI TOKUMURA
建機・産機・モビリティ本部
産業設備部
人間科学部 | 2015年卒
30代
男性
建設機械・産業機械
スタートアップと共に挑む
製造業の真の課題解決。
ご自身の担当業務について
産業設備部は、工作機械・電子部品・産業機械の3事業を柱とし、世界中のものづくりの現場に貢献しています。私は、新卒入社後に海外向け工作機械のトレードビジネスにアサインされ、メキシコ駐在も経験しました。時にはお客様・サプライヤー様として、時にはアミーゴとして、濃密な人間関係の中、商社の仕事を覚えました。その後、トレードビジネスで培った知見・人脈をフル活用し、新規事業開発にも挑戦。製造業DXスタートアップに着目し、パートナーの開拓からクロージングまで経験。1年間にわたり同社社長と膝を詰めて議論して出資参画を実現し、現在は同社のNo.2として出向しており、DXの切り口で製造業の課題に真正面から向き合うとともに、同社の事業拡大に邁進しています。
働く中でのやりがいや仕事の面白さは?
日々の小さな成功・失敗を重ねながら担当業務を推進し、商社パーソンとしての成長を実感できます。新卒からトレード、海外駐在、事業会社管理、事業投資、スタートアップへの出向と、総合商社の醍醐味と言えるような、多様且つチャレンジングなキャリアパスを歩ませてもらっています。社内向け業務もあり、私自身、ついつい近視眼的になってしまうこともあるのですが、今振り返ると、そのような業務の一つひとつが現在の私の糧になっていると感じます。また、仕事の中でその道のプロや経営者と一緒にプロジェクトを進められるのも魅力です。わからないことがあれば、上司やCS部の頼もしい専門人材に相談できますし、同期も様々な業界・ステークホルダーと仕事をしているので、気軽に相談して思わぬ解決策を見つけられることもしばしばあります。お客様・サプライヤー様の中には小難しい人もいてお叱りを受けることもありますが、懐に入り込めば一生涯のビジネスパートナーになってもらえます。
働く上で大切にしていることは?
誰とも対等に接するよう心掛けています。ステークホルダーの中には中小企業の方々もいらっしゃり、丸紅という名前だけで萎縮されてしまうこともあります。ビジネスを円滑に進められるよう、自分の言動や姿勢が、相手にどのように感じ取られ、影響を与えるのかを常に意識しています。一方で、肩書きを問わず、上司に対しても自分の意見をしっかり伝えています。結果的に間違っていることもありますが、意見を伝え議論することで考え方が磨かれていると感じています。
丸紅の好きなところ・魅力について
強い想いがあれば、それを実現できるフィールドが世界中にあることです。頑張っている姿や苦労している姿を見てくれている人が丸紅には必ずいますし、目標の実現に向けて一生懸命サポートしてくれます。スタートアップへの出資参画は、従来型の事業投資とは一味違ったハードルがあり何度も挫折しかけましたが、最後には営業部、CS部共に、「やるならとことんやろう!」と一致団結できました。出資先スタートアップも丸紅を高く評価しており、日々やりがいを感じながら仕事をしています。