
吉田 拓郎
TAKURO YOSHIDA
IR・SR部
法学部 | 2006年卒
40代
男性
コーポレート
商社・コングロマリットという複雑な業態を
正しく相手に伝える営業活動。
ご自身の担当業務について
2024年4月に新設されたIR・SR部の主な業務は①投資家や株主との対話及び社内へのフィードバック、②IR資料や統合報告書等の開示資料の制作・拡充です。
丸紅の企業価値向上に向けた取り組みを様々な媒体を通じて社外に発信し、投資家に当社の株式を購入してもらう、また既存株主に買い増し・保有継続してもらうのが我々の役割です。私もチームの一員として決算関連イベントにおけるスピーカーや統合報告書の作成を担当しています。適切に情報を伝え相手の心を掴み当社の株主になってもらう、その意味でIR・SR活動もある意味で“営業”なのかなと感じています。
対外的な発信に加えて、株主や投資家そして社会が丸紅に期待していることを社内に発信していくことも、当部の重要な役割の一つと捉えています。近年資本コストや株価を意識した企業経営が求められますが、こうした意識を社内全体に浸透させていきたい。我々はそれを社内IR活動と位置づけており、社内報やメルマガといった取組みの推進も私の担当業務の一つです。
働く中でのやりがいや仕事の面白さは?
日々のやりがいという意味では、面談を通じて商社・コングロマリットという複雑な業態や幅広い事業内容を、相手に正しく伝えられたなと感じることが出来た瞬間です。入社以来ずっと営業本部(フォレストプロダクツ本部及び食料第二本部)を渡り歩き、ひたすら営業・トレードと事業会社管理・運営に携わってきました。こうして全社を俯瞰できるような組織へ異動する機会に恵まれ、これまでと全く異なる景色で日々仕事をする中で、たくさんの学びと刺激を得ています。営業で培った知識が現部署での業務に活かせているなと感じることもあれば、将来的にここでの経験をまた営業のフィールドで活かしていきたいという思いも芽生えてきました。
働く上で大切にしていることは?
伝達率を意識してコミュニケーションを取ることです。相互の立場や状況に応じて、どんな言葉選びや手段(面談・電話・メール・チャット)を選択すれば、同じ時間の中で質の高いコミュニケーションが取れるのかという点を意識しています。コロナ禍を経てオンラインでの打ち合わせや面談も増えましたが、ケースに応じてそれが最適なのかどうかを考えるようにしています。“対話”が主な業務・役割となる部署に異動したからこそ、この感覚は一層強くなっているかもしれません。
丸紅の好きなところ・魅力について
多様な人財が集まっているところだと思います。アグレッシブ・コンサバティブといった働き方のスタイルや、新卒・キャリアといったバックグラウンド等、本当に人それぞれだなと。自分が営業とコーポレート双方のグループに所属してみて、よりその感覚は強くなりました。丸紅がこの変化の速い時代に対応していくには、多様な人財の活用が大事になると思いますので、この点は当社の魅力の一つと言えるでしょうし、今後益々それに磨きがかかっていくとよいと感じています。